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創業30年のあゆみ
高岡銅器とは
 高岡銅器は全国の銅器鋳物で90%のシェアを誇る地場産業です。花器、茶道具、美術工芸品などの銅製品全般、みなさんのご家庭にあるお仏具も多くはここ高岡で作られています。私の家は祖父の亀吉の代から代々高岡銅器の鋳物師をしてきました。今は私の兄が引き継いでいます。
この事業を始めたきっかけ
私は大学卒業後東京で全く別の業種の会社に勤めていたのですが、ある時親父が倒れたというので慌てて東京から帰ってきて地元高岡で再就職することに。さて、どのような仕事に就こうかと考えた時に、地場産業であり実家の家業でもある銅器業界で働こうと決めたわけです。そうこうしているうちに親父は元気になってしまったわけですが(笑)。

ある仏具問屋に入社した私は、最初から独立するつもりで一生懸命働きました。
たかだか小さなこの業界なら一番になれると自信だけは人一倍ありまして。そして、昭和57年30才の時に独立して有限会社伝産工房を創業しました。
代表画像2ただ、やればやるほど銅器の奥深さ、技術の高度さに驚くばかりで、その自信をへし折られる事ばかりでした。さすが前田利長公が高岡を開町して以来、400年に渡り継承されてきた職人さんの技と伝統は本物だなと、逆にますますこの世界にのめり込みました。とにかく金物が好きなんです。元々高校・大学と技術系でしたし、どちらかというと商売人というより技術屋に近いのかもしれません。
お仏具の修理サービス
私がお仏具の修理を始めたのは約30年前の創業当初からです。問屋としては小規模の後発組ですから、どの仏壇店に行ってもすでに他の問屋さんが入っているわけです。そこでその中で何とかお得意様を開拓できないかと苦肉の策として始めたのがお仏具の修理サービスでした。
修理は手間がかかるし、何より品物の状態や素材からパッと見てどのような工程で仕上げていくかイメージしないと、いい仕上がりにはなりません。その辺は実家が鋳物屋だったので製造工程はよく知っています。子供の頃はよく手伝わされましたから。
技術への自信とこだわり
30年でこれまでざっと1万件以上は修理していると思います。これだけの数を直しているのは全国でも私だけじゃないでしょうか。その間、失敗も多くありましたがそれを経験としてノウハウに変えてきました。その経験が今では金物なら何でも直せるという自信になっています。

昔の品物はいい品物が多いですし、直している過程で高岡の職人の技の高度さをその都度感じます。やっぱり古くなったお仏具がきれいに仕上がってくるのを見るとうれしいですね。お客様も見違えるまでによみがえったお仏具を見て大変喜んで下さいます。おかげさまで安心して任せておけるという評判を頂いています。

とにかくこの仕事が大好きなんです。もうすぐ60才になりますが、息子やスタッフに知識や技術を伝えながらこれからも続けていきたいと思っています。

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